令和5年度「軽スポーツレクリエーション大会」を開催しました  7月の豪雨災害に見舞われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。  今年も恒例の「軽スポーツレクリエーション大会」を8月26日、県社会福祉会館体育館で開催しました。  県内の身障協会に所属する45名の皆様が、障害の程度や年齢に関係なく楽しめる「ボッチャ競技」に取り組みました。  各市町村のチーム同士による熱戦が繰り広げられる中、頂点に立ったのは秋田市の「さきほこるSチーム」。お互いを信頼し合う投球で確実に得点を積み重ね、昨年に続き2連覇を達成しました。試合前は連勝達成というプレッシャーもあったという「さきほこるSチーム」の皆さんでしたが、千田眞紀子選手は試合を終えて、「いつも同じメンバーでやっているからまとまりが違う。優勝できて良かった。」とホッとした表情で話していました。 令和5年度成績 優 勝 さきほこるS(秋田市身体障害者協会) 準優勝 ごじょうめ(五城目町身体障害者協会) 第3位 はっぽうA(八峰町身体障害者協会) 軽スポーツレクリエーション大会 93歳の細田博行さん奮闘(五城目町)  今年の決勝戦は、前年度優勝チームの秋田市の「さきほこるSチーム」と「ごじょうめチーム」。秋田市と五城目町は7月の豪雨の被害が大きかった地域であり、軽スポーツレクリエーション大会当日もまだ支援を必要としている住宅が各地にある状況でした。  「ごじょうめチーム」の3名の選手は被害がなかったものの、ボッチャの練習場所となる公共施設は災害支援の拠点となり、3人で練習できたのは4日間だけだったそうです。  それでも「勝ちたい」という気持ちで練習を続けた「ごじょうめチーム」。結果は準優勝だったものの、見事な戦いぶりで会場を沸かせました。  「ごじょうめチーム」の細田博行さんは、大会参加者中最高齢の93歳で、軽やかな動きと集中力でチームを支えました。「今日は良かった。これからもますます頑張ります。」と笑顔を見せていました。観戦していた私達も元気をいただきました。 イオン「幸せの黄色いレシート」をご存知ですか  秋田市のイオン秋田中央店に設置している当協会の黄色いレシート専用ボックスに、多くの皆様からレシートを投函していただきました。  5月11日、当協会が運営するグループホーム「コミュニティライフサポート谷内佐渡ホーム」の利用者さんが来店してギフトカードを受け取りました。  グループホーム等で使用するアルコール消毒液や除菌ティッシュ等、日用品をじっくり選び、購入させていただきました。  キャンペーンは、毎月11日に開催され、イオン秋田中央店で買い物をした方が、当協会のボックスにレシートを投函すると、その1%の金額がギフトカードとして当協会に寄付されるというものです。  どうぞ毎月11日のお買い物の際は、当協会のボックスにレシートの投函をお願いします!! 会員寄稿 道の駅うご「端縫いの郷」へようこそ 羽後町身体障害者福祉協会 会長 中 川 文 子  私が住む羽後町には平成二十八年に羽後町役場の隣にオープンした「道の駅うご 端縫いの郷」があります。連日たくさんの方々が来館し、好評を得ております。店内は地元の農産物や加工品が並ぶ物産コーナー、蕎麦がメインメニューのレストラン、地元の農産物が使われているジェラート、そしてカフェと分かれています。あまり広くない店内ですが、体の不自由な方々にはとてもやさしい造りとなっています。  まず、入口の近くに身障者用駐車場があり、入口まで点字ブロックで案内、トイレは車いすで利用でき、オストメイトなどの設備や簡易ベッドを設置しています。すべてのレジ担当者が必要であれば筆談対応に応じ、セルフ式レストランでは購入や受け取りの補助を行っています。店内通路は十分な幅が確保されているので、館内全体を車いすで移動することができます。  道の駅店内の産直コーナーには、採れたての野菜などの農産物や山菜、漬物など農家のお母さん方の手作り加工品が所せましと並んでいます。羽後町は蕎麦が有名ですが、隠れた名物である「まんじゅう」が何種類も置かれています。このまんじゅうはどれも昔ながらに西馬音内のまんじゅう屋さんに伝えられてきた独特の味で、町内の店舗とここ道の駅でしか買うことができない品です。その他にも、町の豆腐屋さんの豆腐や油揚げ、それに餅屋さんの赤飯や豆餅などどれも思い出というなつかしい旨味がいっぱい詰まった羽後町ならではの御馳走が並べられています。  私もこの道の駅の産直会の会員ですが、私は手芸工芸品のコーナーにハンドメイド作品を出品しております。稲川支援学校の生徒さんが手作りした作品も置かれており、西馬音内盆踊りグッズなどがたくさん置かれています。このコーナーも他の道の駅より品物が豊富だと好評です。  農産物は季節の野菜や花卉(かき)が多く並べられ、時期になると西瓜を買い求める方々が列をなします。秋田にはその地域でしか採れない「あきた伝統野菜」が三十九種類ありますが、羽後町には「貝沢ふくだち菜」という春野菜があります。前年の九月頃に種を蒔き、翌年雪が消えた頃に芽吹いてくる菜の花系の青菜です。私の亡くなった父が自家採種して残してくれたもので、四月中旬から五月の初めまで、「道の駅うご」の産直コーナーに並びます。「道の駅うご」には、ここでしか求めることができない品がたくさんあります。  羽後町は秋田の中心部から少し遠いところにありますが、魅力のある「道の駅うご」に足を延ばしてはいかがでしょうか。 道の駅うご「端縫いの郷」 秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字中野200 心いきいき芸術・文化祭にお越しください!  「第23回心いきいき芸術・文化祭」が11月9日〜11日の3日間、秋田市のエリアなかいちで開催されます。  秋田県立美術館1階の県民ギャラリーでは、絵画、彫刻、工芸、写真など障害のある方々の力作を展示します。  にぎわい交流館AUでは、障害者団体・事業所によるお菓子や雑貨などの製品販売を行います。パフォーマンスステージも4年ぶりに開催いたしますので、どうぞお誘いあわせのうえご来場ください。