1頁 身障秋田 2025 令和7年1月発行 発行人 社会福祉法人 秋田県身体障害者福祉協会 会長 伊 藤 英 紀 秋田市旭北栄町1番5号 TEL(018)864−2780 この会報はホームページでもご覧いただけます。 ジャックボールに狙いを定め、全力投球 写真:令和6年度秋田県軽スポーツレクリエーション大会で優勝した「五城目チーム」の華麗な一投 2頁 令和7年を迎えて 社会福祉法人 秋田県身体障害者福祉協会 会長 伊 藤 英 紀  新年あけましておめでとうございます。  昨年、パリで開催されたオリンピック・パラリンピックでは、秋田県出身の選手達の素晴らしい活躍を見せていただきました。オリンピックでは、バドミントン女子ダブルスの志田千陽選手が銅メダルを獲得し、パラリンピックでは視覚障害のある男子マラソンの熊谷豊選手が10位に入賞するなど、秋田県勢の活躍に多くの感動をいただきました。また、佐賀県で開催された全国障害者スポーツ大会のボッチャ競技に当協会の秋田ワークセンターの利用者2名の方が出場し、見事、銀メダルを獲得しました。障害者スポーツに取り組んでおられる多くの方々に大きな勇気を与えていただきました。  加えて、昨年9月20日には「あきた芸術劇場ミルハス」で「第42回秋田県身体障害者福祉大会並びに第24回心いきいき芸術・文化祭開会式」を開催し、長年、自立更生や団体育成にご尽力成された方々を表彰するとともに、「心いきいき芸術・文化祭」に出品し、一席と二席を受賞された方々の表彰式も併せて行いました。受賞された皆様に心よりお祝いを申し上げます。  また、同日から22日までの3日間、「秋田市にぎわい交流館AU」で「第24回心いきいき芸術・文化祭」を開催し、多くの来場者においでいただき、盛会裡に終えることができました。関連イベントとして、今年開催の「大阪万博」の国のPR事業の一環として、島根県の「いわみ福祉会」の「桑の木神楽会」をお招きし、勇壮な「石見(いわみ)神楽」の公演を行っていただき、来場者は初めて見る大蛇(おろち)の演舞に大変感激しておりました。  本年は9月22日から23日に「秋田市にぎわい交流館AU」で「第25回心いきいき芸術・文化祭」を、10月23日には「あきた芸術劇場ミルハス」で「第43回秋田県身体障害者福祉大会」をそれぞれ開催する予定ですので、会員の皆様の御来場をお待ちしております。  市町村協会の皆様におかれましては、様々な制約などから新規会員の獲得が難しいなど協会運営上の種々の課題に直面しておられることと思いますが、県協会といたしましては、魅力的な事業運営に積極的に取り組むなど、新規会員の確保に繋がるよう市町村協会の団体運営をサポートしながら積極的な事業展開に努めて参りたいと考えております。  本年も引き続き、御指導と御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 3頁 「第42回秋田県身体障害者福祉大会並びに第24回心いきいき芸術・文化祭開会式」を開催しました  9月20日に標記の大会を開催いたしました。令和5年の第41回大会は大雨災害のため中止となったことから2年ぶりの開催となりました。第1部では表彰式を行い、身体の障害を克服し、自立された方々並びに長年にわたって身体障害者団体の育成に貢献された方々に対して、神部秀行県副知事と伊藤英紀会長から表彰状を授与しました。また、「障害者芸術福祉展」において1席の知事賞には神部秀行県副知事から、2席については身体部門は秋田県身体障害者福祉協会 伊藤英紀会長、知的部門は秋田県手をつなぐ育成会?田中勉会長、精神部門は秋田県精神保健福祉会連合会?鈴木憲一理事長から表彰状が、また「第24回心いきいき芸術・文化祭」の「テーマ」と「ポスターデザイン」に応募し採用された方には「第24回心いきいき芸術・文化祭」内山純男実行委員長からそれぞれ賞状などが贈られました。  第2部では、「第24回心いきいき芸術・文化祭」の「パフォーマンスステージ」を行い、「ふれあいの郷まつくら」、「弁天つくし苑」、「ごろりんはうすダンサーズ」、「ファンタスティック!さぶ次郎?(NPO法人はまなす会ゆうゆう)」、「NPO法人逢い ダンスチーム」の5組の皆様がダンスや楽器などを披露し、大いに盛り上がりました。  皆様ありがとうございました。 「あきた芸術劇場ミルハス中ホール」にて行われた「第42回秋田県身体障害者福祉大会並びに第24回心いきいき芸術・文化祭開会式」 第2部パフォーマンスステージ「NPO法人逢い?ダンスチーム」の皆さん 受 賞 者(敬称略) 秋田県知事表彰  ◎自立更生者(5名)  能代市     渡 邊 陽 平  能代市     佐 藤 志美子  横手市     小 山 健 一  由利本荘市   阿 部 良 次  潟上市       原 裕 藏 ◎団体育成功労者(5名)  横手市     五十嵐 正 明  潟上市     富 樫 志保子  大仙市     千 葉 政 記  北秋田市    吉 田 カノ子  美郷町     小 林 勝 男 日本身体障害者団体連合会会長表彰   大仙市身体障害者福祉協会        太 田 雄 介?会長 秋田県身体障害者福祉協会会長表彰  ◎自立更生功労者(7名)  横手市     長 沢 明 子  横手市      ?? サ ツ  横手市     阿 部 勝 子  由利本荘市   小 松 克 治  潟上市     小 玉 サキ子  潟上市     淡 路 良 博  羽後町     布 目 レイ子 ◎団体育成功労者(3名)  横手市     丹   河津子  北秋田市    鈴 木 貞 一  仙北市     翁 長 秀 男 ◎団体育成特別功労者(1名)  秋田市     照 井 貴 久 第24回心いきいき芸術・文化祭表彰 ◎「テーマ」採用認定書授与  障害者支援施設秋田ワークセンター 嶋 田 昭 彦 ◎「ポスターデザイン」最優秀賞表彰  秋田公立美術大学附属高等学院 米 沢 真 結 ※「秋田県障害者芸術福祉展受賞者」は9ページに掲載 4頁 令和6年度秋田県軽スポーツレクリエーション大会を開催しました  「秋田県軽スポーツレクリエーション大会」が、10月26日に秋田県社会福祉会館体育館と展示ホールで開催されました。  大会には、県内の障害者団体に所属する42名の参加者が集まり、障害の有無に関わらず誰でも楽しめるユニバーサルスポーツ「ボッチャ競技」が行われました。  各チームは熱戦を繰り広げ、優勝したのは「五城目町チーム」でした。どの試合も僅差の接戦が多く、最終的には投球の集中力が勝敗を分けたと感じました。  昨年とはメンバーが異なるチームが多い中、少数精鋭で参加した「五城目町チーム」は、練習を積んだ成果が見事に実を結びました。優勝、おめでとうございます。 白熱するボッチャ参加者 優勝した五城目町チーム 軽スポーツレクリエーション大会競技結果 優 勝 五城目町(五城目町身体障害者協会) 準優勝 さきほこるS(秋田市身体障害者協会) 第3位 さきほこるA(秋田市身体障害者協会) 第23回全国障害者スポーツ大会の報告  秋田県を代表して、障害者支援施設「秋田ワークセンター」の石山久美子さんと藤井信昭さんがボッチャ競技に出場しました。2人は、まず千葉県のチームと対戦し、力強いプレーで見事勝利。次に滋賀県のチームと戦いましたが、惜しくも敗れてしまいました。その結果、2人はグループで2位になりました。素晴らしい成績です。おめでとうございます。  11月1日に、法人事務局に結果報告に来てくださいました。「周りの職員のサポートのおかげで頑張れました。応援ありがとうございました。」とお話ししていました。報告後メダルを持たせていただきましたが、かなり重いメダルでした。  おめでとうございました。 銀メダルおめでとう! 5頁 社会福祉法人秋田県身体障害者福祉協会 令和5年度決算報告 社会福祉法人秋田県身体障害者福祉協会 令和6年度資金収支予算書 6頁 写真教室 友活交流会を開催しました  友活交流会は「ゆる〜く楽しむ写真教室パートU」と題しまして6/22、7/20、9/28の計3回にわたり開催しました。参加者は15名程度で秋田市文化創造館を会場に、屋外での撮影や室内での静物写真撮影を通して、参加者同士の交流も深まりました。  参加された方々からは、「他の人の写真に圧倒されました」「また来年も参加したい」といった感想が寄せられ、皆様が楽しく充実した時間を過ごされた様子がうかがえました。  今後も体験型の事業を計画して参りますので、皆様、是非参加してみてはいかがでしょうか。 写真を通して交流する参加者 障害者110番〜相談を問題解決のきっかけに〜 電 話 018−863−1290 FAX 018−863−1296  障害者の権利擁護に係る相談窓口を常設するとともに、弁護士による専門相談を実施して障害者が抱えるどんな小さな悩みや問題にもプライバシーを守り対応します。お気軽にご相談ください。 【相談受付日時】 月曜から金曜日(9時から16時)※時間外は、FAXでお受けします。 【弁護士による専門相談】 令和6年度は、偶数月(4月、6月、8月、10月、12月、2月)の第3火曜日午後1時から午後3時まで、秋田弁護士会に所属する弁護士による無料専門相談を実施しています。 【場所】 県心身障害者総合福祉センター1階(県社会福祉会館内) ジパング倶楽部会員募集  JR東日本では、身体障害者手帳をお持ちの男性満60歳、女性満55歳以上の方を対象に「ジパング倶楽部特別会員制度」を設けています。  ◇入会金 無料  ◇年会費 1,400円  ◇加入期間 1年間  会員になりますと、身体障害者手帳では割引とならない特急券の割引(条件付き)や第一種障害者に同行する介護者の方の割引などの特典があります。詳しくは、当協会までお問い合わせ下さい。 TEL 018−864−2780 FAX 018−864−2781 7頁 スマホ教室を開催しました  10月11日、心身障害者福祉センターの3階会議室で、スマホ教室として、「ドコモハーティ講座」(以下「ドコモ」)を開催しました。参加者は9人で実施しました。  講座では、ドコモから提供された「iPhone15」を使い、参加者全員が同じ機種を手にして体験しました。各々自分の携帯電話に慣れているため、新しい機種に戸惑う場面も多く見られましたが、その分、普段使わない便利な機能やアプリを触ることができ、新しい発見がたくさんあったようです。 スマホ教室の様子 障害理解教室を行っています  県内の小中学生を対象に、「小中学生向け障害理解教室」を5月から11月にかけて開催しています。この教室では、「秋田県盲導犬使用者の会」、「秋田県視覚障害者福祉協会」、「秋田県車いす連合会」、「点字ボランティア」、「こまちほ〜ぷ隊(知的・発達障害体験)」の方々が、小中学校の希望に応じて派遣し、実際に体験を交えた授業を行っています。令和6年度は、延べ37校に派遣しました。  障害や障害者への理解を深めていただくため、当事者の方々と学校の先生が直接打ち合わせをし、授業内容を一緒に考えています。そのため、授業の内容や時間は学校ごとに異なりますが、どの学校でも児童や先生からの反応は良好で、今年で6年目を迎えました。教室終了後のアンケートでは、「楽しかったけれど、思っていたよりも大変だった」「街で障害のある人を見かけたら、積極的に手伝いたいと思った」といった声が寄せられ、子どもたちが障害を持つ方々の気持ちに寄り添おうとする様子が伺えました。 小学校でヘルプマークについて説明する県車いす連合会の中川 隆?氏 今年度新たにメニューに加わった「知的・発達障害体験」の授業風景 善意 北都銀行職員組合?様 20,000円(令和6年12月23日付け) 皆様のまごころありがとうございました。 8頁 「第24回心いきいき芸術・文化祭」を開催しました  「第24回心いきいき芸術・文化祭」を9月20日から9月22日の3日間、秋田市の「にぎわい交流館AU」で開催しました。2階の展示ホールでは「秋田県障害者芸術福祉展」を開催し、全県から303作品が出品され3日間延べ1,641人の方が来場されました。  会場に隣接する広場では「いきいきマルシェ」を開催しました。あいにくの雨にもかかわらず、マルシェはたくさんの人でにぎわい、お店を訪れた人々が楽しそうに歩き回りながら、それぞれが自分のお気に入りの品物を買おうと、思い思いの場所で足を止めていました。  視覚障害者の移動を支援する機器「Ashirase(あしらせ)」の講演と体験会や白杖歩行体験、迫力満点の「石見神楽」の公演、そして無料映画上映会、スタンプラリーなど、イベントが盛りだくさんでした。これらの企画に多くの方々にお越しいただきました。  開催にあたりご協力いただきました実行委員の皆様をはじめ、関係団体や事業所の皆様に厚く御礼申し上げます。 「Ashirase(あしらせ)」の講演会 「いわみ福祉会(島根県)」の「石見(いわみ)神楽」 令和6年度秋田県障害者芸術福祉展の会場 来場者でにぎわう「いきいきマルシェ」 9頁 令和6年度秋田県障害者芸術福祉展を開催しました  9月20日から9月22日の3日間、秋田市の「にぎわい交流館AU?2階展示ホール」で「令和6年度秋田県障害者芸術福祉展」を開催しました。県内各地から303点の応募があり審査の結果、49作品が選ばれました。受賞された皆様、おめでとうございます。 【身体部門】 秋田県知事賞(一席)「悠遊」小野 千寿子 秋田県身体障害者福祉協会会長賞(二席)「曹?之詩」川田 直政 【精神部門】 秋田県知事賞(一席)「本物を見ながら描いてはいますが(難)」?A.N 秋田県精神保健福祉会連合会理事長賞(二席)「メリークリスマスのタペストリー」今野 洋子 【知的部門】 秋田県手をつなぐ育成会会長賞(二席)「ふるさと秋田市」渡辺 誠喜 令和6年度秋田県障害者芸術福祉展受賞者 【身体部門】 ◎秋田県知事賞(一席) 小 野 千寿子  書道「悠遊(ゆうゆう)」 ◎秋田県身体障害者福祉協会会長賞(二席) 川 田 直 政  書道「曹?之詩」 ◎金賞(三席) 高 橋 信 夫  写真「冬晴れ」 石 山 清 温  絵画「笑顔と絆」 佐々木 結 喜  工芸「ささのこ行灯」 ◎奨励賞 越後屋則子、小林恵津子、薄田政子 三政節子、佐藤芳子、サポートセンター聖和 吉田ユキ子、秋田ワークセンター、山田拓 冨木美和 【知的部門】 ◎秋田県知事賞(一席) 伊 藤 拓 也  絵画「切り絵 蓮」 ◎秋田県手をつなぐ育成会会長賞(二席) 渡 辺 誠 喜  絵画「ふるさと秋田市」 ◎金賞(三席) ぽ?ぽ?ろ?の?家  絵画「ぽぽろの家2024」 冨 岡 喜 晃  工芸「わが家に咲いたハイビスカス」 飯田川つくし苑  工芸「登り龍2024」 ◎奨励賞 二田つくし苑1、伊藤麗子、二田つくし苑2 弁天つくし苑 伊藤陸、二田つくし苑3 Linkつくし1、茶場つくしんぼ、三浦充 伊藤結依、佐々木正則 【精神部門】 ◎秋田県知事賞(一席) A・N 絵画「本物を見ながら描いてはいますが(難)」 ◎秋田県精神保健福祉会連合会理事長賞(二席) 今 野 洋 子  工芸「メリークリスマスのタペストリー」 ◎金賞(三席) O・M   絵画「萬代橋」 秋田緑ヶ丘病院デイケア共同作品       工芸「土崎港曳山まつり」 MIKA  絵画「KUMIAWASE」 ◎奨励賞 紫陽花竿燈会、村上芳英、谷野淳子、古谷博子 エモ、杉山Bグループ、池田友弘 デイケア創作グループ@900、吉田雄一 菅原千風、鈴木裕介、早坂勉、小坂健 ★県協会ホームページで作品展が見られます  令和6年度WEB秋田県障害者芸術福祉展(バーチャルツアー形式)として当協会ホームページにて公開中です。  会場に来られなかった人も、もう一度じっくりと見たい方も是非アクセスしてみてください。次のQRコードからスマートフォンでもご覧いただけます。 10頁 令和6年度秋田県身体障害者相談員連絡協議会研修会を開催しました  11月29日、秋田県心身障害者総合福祉センターの3階会議室で、約60名が参加し、研修会が開催されました。  最初の講演では、秋田県生活環境部自然保護課ツキノワグマ被害対策支援センターの早坂?萌技師が登壇し、「熊の生態と安全対策について」詳しく解説しました。熊の生態や最近の出没状況を示すスライドがスクリーンに映し出され、参加者は真剣な表情で、熊に対する安全対策について学びました。  次に、NPO法人あきた結いネットの坂下美渉理事長が登壇し、「2023年7月の秋田県豪雨災害における私たちの活動について」と題した講演を行いました。坂下理事長は災害現場での活動の様子を振り返り、実際に撮影された写真を交えながら、ボランティア活動の重要性や地域とのつながりについて語りました。参加者はその話に深く感銘を受け、熱心に耳を傾けていました。  どちらの講演も、参加者にとって身近な問題であったため、参加者は終始真剣な雰囲気で聞き入っていました。 熊の生態について説明する県生活環境部自然保護課の早坂 萌?技師 豪雨災害の活動報告を行うNPO法人あきた結いネットの坂下美渉理事長(右) 身体障害者相談員を活用しよう  身体障害者相談員は、『身体に障害のある者の更生援護の相談に応じ、必要な指導を行うとともに、身体障害者地域活動の推進、関係機関の業務に対する協力、身体に障害のある者に関する援護思想の普及等身体に障害のある者の福祉の増進に資することを目的』として市町村長が委嘱しています。秋田県では現在、今年度鹿角市、小坂町、大館市、北秋田市、上小阿仁村、能代市、三種町、男鹿市、潟上市、五城目町、八郎潟町、井川町、大潟村、秋田市、由利本荘市、大仙市、仙北市、美郷町、羽後町、東成瀬村の20市町村に相談員が設置されています。  これらの相談員は、障害を持つ方々の相談に対応するピアサポート的な役割を担っています。各市町村で配布されている「障害者のためのしおり」などのリーフレットに連絡先が記載されているほか、ホームページに情報を掲載している自治体もあります。お住まいの地域の相談員に、困ったことなどぜひ相談してください。不明な点は、相談員を設置している市町村の障害福祉関係課にお問合せ下さい。