独立行政法人国民生活センター発行の「見守り新鮮情報第488号」【手すりにしっかりつかまって エスカレーターでの事故に注意】について

2024年08月19日掲載

 独立行政法人国民生活センター発行の「見守り新鮮情報第488号」【手すりにしっかりつかまって エスカレーターでの事故に注意】を掲載します。

【事例1】
 スーパーで下りエスカレーターに乗っている際、前方の人が転倒しエスカレーターが緊急停止した。その際に、後ろに倒れてひじと頭を強打した。(70歳代)

【事例2】
 夫が、家電量販店の下りエスカレーターで転倒し、頭が下になった状態で転がってしまった。幸い一緒にいた娘とほかの客が支えたので、おしりの打撲だけで済んだ。使用している杖がどこかに挟まったのかもしれない。(80歳代)

【ひとこと助言】
〇エスカレーターでの転倒は、死亡や重篤な事故に至るケースもあり注意が必要です。

〇高齢になるにつれて、足元の動きに想定外の変化があった時、とっさに対応しにくくなるので気をつけましょう。

〇エスカレーターは、非常停止スイッチが押された時や、衣服が挟まった時など様々な原因で緊急停止することがあります。エスカレーターに乗っている際は歩いたりせず、しっかりと手すりにつかまりましょう。

〇両手に荷物を持ったり、買い物カートやシルバーカーを押している時などは、エレベーターを利用しましょう。

〇靴やサンダル、衣類の裾などが挟み込まれないように、黄色い線の内側に立ちましょう。傘の先や杖などがステップの溝に挟まって抜けなくなる場合もあるので注意しましょう。


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